とやバイク(仮)

VTR-F(250cc)に乗っています。

【ブレスト】走行距離を伸ばすには

この記事はhitode909さんの以下の記事を参考にしています。あんまり有益なことは書いていないですが(「考える」カテゴリーを作った)、バイクに関することはこのブログに書こうと思っているので書きます。

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走行距離が伸びない

今のオドメーターの数字は1400km。本当にちょこちょことしか乗っていないので。

普通二輪免許を取る前から、「突発的な行き先決定」というのが苦手。なので今でも「まずは行き先を決める」「そこまでのルートを考える」「実際に乗る」の手順を脱することができない。ちなみにツーリングではまずはちゃんと計画を立てることが最初のステップだとよく解説されているので、私の感覚が間違っているわけではない。

間違っているわけではないのだけど、あまりにも実力の範囲内に行き先が留まってしまい、「どこか遠くに行く」ということが非常に難しくなる。近場で安全に走る練習を延々と繰り返している感じ。

ここをなんとかしようと本格的に考え始めたのが2022年夏である。唐突に。

走行距離を伸ばすには

まずは乗る時間を確保しなければならない。

行き当たりばったりが苦手なのであれば、お尻の時間を決めずに、走ったり止まったり休んだりする時間を織り込んだ活動時間が必要になる。平日は会社員をやっているので、だいたい土日に動く。ライダーのセオリーである「早朝から乗り始めて、車で混雑しないうちに、昼間には帰ってくる」(日が沈みかけると視認性が悪くなるので事故に遭う可能性が高まるのを回避する)に沿うと、金曜夜または土曜夜に思い切り早寝する必要がある。

前にも三浦半島に行った時に書いたけど、私は早寝も早起きも非常に苦手で、なんなら幼少期からちっとも改善されないので(会社に行くのにも大変な努力をしている)、まず早寝をしなければ物事が進まなくて、いろいろ大変である。しかしお日さまの出ている時間は変えられないのでしょうがない。

初心に戻ろう

バイク雑誌コーナーに行くと、もうこのような段階を通り越した人たち向けの雑誌が置かれている。ライディングテクニックを磨くとか、秘境に行くとか、レースを観戦するとか、ソロキャンプに行くとか。私のような「公道怖い組」の対策は「走って慣れる」としか書かれていないことが多い。いやその通りだと思う。慣れていないから怖いのだ。

峠でコーナリングを攻めたいわけではない、ソロキャンツーリングをしたいわけではない、サーキットで車体を傾けたいわけでもない。なんでじゃあ免許を取ったのよ、というところに立ち戻ると、「ただとっとこバイクに乗ってどこかに行ってみたい」である。具体的なことは何も考えていなかった。乗りたいな、乗れたらいいな、という非常に漠然とした欲求。

これではいかんと思ってきたこれまでの年月をあきらめることにした。つまり「どこかに行ってみたい」を受け入れることにしたのだ。ここで一般的なバイク雑誌の内容とはかなりずれる。参考にするものはないが、できないことに憧れ続けてもしょうがない。自分なりのやり方を作るしかない。なのでバイクブログも、乗っていなくても書く方向に切り替えた。読者(検索でやってきてくれる方々)の需要ではなく、私の需要だけにフォーカスしよう、私にとって役立つことを書こうと考えた。

私はなんだかんだ言ってソフトウェアエンジニア的な価値観の影響下でブログを書いていて、書けば誰かの役に立つ、ということを前提にしていたけど、もうそんなことを言っている場合ではない。この先健康でバイクに乗れる時間は限られている。

どこに行くか

思いつきで出かけることが苦手ということは、出先ですぐにジャッジするということが苦手でもある。それならそこを潰せばよい。

下道でもその日に帰って来られるような場所に1泊してしまうのはどうか、ということを考えた。きちんとバイクを停められる場所があり、宿や食事の心配をしなくてよくて、最悪引き返してもよいようなところ。つまりはビジネスホテルである。

同じ発想なら温泉旅館もありなのだが、温泉は別のハードルがあるのでちょっとここでは置いておく。行きたい温泉はあるので公共交通機関を使います。

私の今の乗れる距離に少しだけ上乗せして、そこそこ遠くて、そこそこ安全が確保されている(バイクの盗難とか気にし始めるとソロキャンとかは考えるだけで暗澹とする)。つまりは地名になじみがあって大まかには迷わない神奈川のルートイン、東横インなどはどうかと考えた。周辺の観光などは全部捨てて、とにかく1泊して帰ってくることを目標にするのである。観光なら公共交通機関でもできる。私はバイクで走りたいのだということをまず最優先にする。そうすれば、自然と走行距離も増えて、「少なくともあそこまでは行って帰ってきた」という事実が支えとなるはずである。

あとは朝練を繰り返す

公道での混合交通に慣れるのは引き続きやっていく。出ないと現実問題、都内を出られないからだ。慣れてある程度力まずに運転できるようになれば、ここまで書いたことにも何かしら変化があるかもしれない。

記録する

さっき書いたように、自分のためにブレストする。ちょっとでも乗ったら書く。写真もきちんと撮っておく。他のバイクブログを読んで「そこがわからん!」と思ったことを自分ではちゃんと書く。